前回の続きを書いていきます。
Victoriaに着いてから間もなく
ホテルマネジメントの仕事を得ました。
Front Desk Clerkというタイトルで、
レセプション業務、電話対応、社員の勤務時間管理、マーケティング、利益の数字管理、提携会社の長期滞在プラン作り、Booking.com・Expediaの管理
他にも色々な業務に務めていました。
毎日Victoriaのホテルの価格移動を確認して、ライバルホテルと価格帯を合わせていきます。月の売上と目標までの数値をマネージャーに提出してマネージャーの意向のもと、最低価格(これ以上は下げない)を設定し、Occupancy(埋まり具合)や三連休などのイベントを見込んでマーケティングしていきます。
Booking.comやExpediaという外部予約サイトを通した問題や、サイトのエラー、ホテル側への返金を求めるために、Service Deskに電話をかけたりするのも役目でした。
こういうService Deskはおもろいことにフィリピンに繋がっている事が多い。
フィリピンは英語が話せる国なので
アメリカとかのジャイアント企業がフィリピンにService Deskを置いて、現地採用をするスタイル。通貨の違いでアメリカは大きく経費削減ができるのと、フィリピンはUSドルで給料がもらえてとてもはぶりがいいとか。お互いにメリットがあって賢い策とも思える。
当時のGeneral ManagerだったSamはとても優秀なビジネスマンで
現役時代はAlbartaでどでかいビジネスプロジェクトの中心にいて
その後、現役後の役務としてGeneral Managerを受け持っていました。
このSamとの出会いが、
私のCanadaに来て一番の贈り物でした。
私の人生において本当に大切なものです。
Victoriaで暮らしていて、日本人に会う事があると、
仕事は何かとかいつから来てるかとか大概そういう話になります。
ラーメン屋で働いてるとか、あそこのカフェで仕事してるとか、仕事はしていないとか。
その中で
ホテルのフロントをやってるというとみんな
え、すごい
いいなー羨ましい
仕事交代してー(笑)
全部英語なの?すごいね
どうやって手に入れたの?
留学は前にしてたの?
え?まだ来たの最近なんだー!元々英語話せたの?
こんな事ばっかり言われて、私は困惑していました。
したいならなんで挑戦しないんだろう…??
と純粋にすごく思いました。
日本人に会うと大体この状況の情報交換(いつ来たかとか何のビザかとか仕事は何かとか)が始まって苦手でした。
そして
えーすごいね。珍しいね。日本人はいないの?
となんだか
疑いの目というかへぇー(真顔)。みたいな反応もよくあって
それが正直よく分からなくて顔に汗が付いた絵文字の顔になりそうで得意ではありませんでした。
人の目的はそれぞれだと思っていたので私も踏み込むこともありませんでした。
別になんでもいいや
と他の人の事は考えることはしませんでした。
私は私で
背伸びして仕事する分、落ち込んだり、自分の課題と戦っていたので、
そういう時に真反対の価値観の人(白人のボーイフレンド・ハズバンドを探して永住狙いで来てる人達やとにかく毎日充実したいみたいな人達)に囲まれるとしんどくなってしまう事もあるので
たぶん脳みそが私の為に距離を置いていたんだと思います。
自分が何かに向けて登っている時って特に
他の道がいいんじゃないか
登る事に意味があるのか
とか
ただただ楽しそうにしている他の人を見ると、どうしても辛くなってしまう時もあるのだけれど
誰かの付加価値で手に入れる自分
周りを基準にした自分の価値
は私には光るものとして受け取れないから
自分自身をパワーアップさせたい!
What’s important for me?
そう思っていつも乗り越えています。
もしかしたら
私のWritingが、どこかで誰かの励み、頑張りたいと思う人の力になれるかもしれない
- 留学中・ワーホリ滞在中上手くいかなくて悩んでいる
- 英語が伸びなくて友達ができない
- これから社会人留学や海外転職を目指す人
色んな人に有力な思考と策と情報(キャリア中心ですが)を発信できたらなと思います。
そう信じて、
次回も続きを書きます。
Amy