キャリアの分岐点|なぜ私はコンピューターサイエンスを選んだのか ー Know Your Worth

仕事探し・面接

前回キャリアについて

なぜコアなのか ー 自分という価値の投影

という話をしました。

ホテルマネジメントの仕事を手に入れて2年が経とうとしていた頃、

私は葛藤に苦しんでいた。

これからの進路をどうしていこうか。

漠然としたもやもやを考えるようになりました。

カナダについたばかりの2年前は、現地企業のオフィス職を手に入れて、とても満足していました。

帰国しても勝てるキャリア」それを強く意識して、

移住直後から就活に力を入れた結果、選んだ選択肢だった。

そう。

それはキャリアのために選んだ仕事だった。

当時の自分にとって「キャリアを作る就職」は間違いなく自分のやりたいことだった。

しかし自分は次のステップにきていると感じるようになったこの頃、

ここから本当の土台を築きたい
ここからもっと選択肢がある
ここで終わる私ではない

そういった闘志と同時に進路への道筋が見えない漠然とした不安を感じるようになりました。

「自分の本当にやりたい事は何か」

そう考えるようになりました。

「やりたい事」

を考えるとよくわからなくなる気持ちになりました。

好きなこと=仕事

という考えを持ったタイプでも私はありませんでした。

I want to do something that makes me feel my worth.

自分の価値を感じられる事がしたい。

自分という価値の投影

から繋がったものでした。

これが私が強く思った事だった。

1 自分が得意なことを選択する

自分は人より数字や構造を見ることが得意だと感じていました。

対「人」よりも

対「数字(データ)」の方が圧倒的に向いている。

色々な経験から自然と分かってきたことでした。

エアラインをやってみてサービスが得意とはとても思えなかった。

ホテルマネジメントでは色々な挑戦があって楽しかったけど、本質を話せば、「海外での現地企業で働く経験」「海外でビジネスをやる経験」自体にやりがいを感じていた。

自分の能力を最大限に活かせる仕事をしよう。

そう思って選んだのがコンピューターサイエンスの道だった。

そこで自分が活躍する姿は自然に想像できた。

自分の能力が反映され、それが社会への還元であり、報酬を得る

その構造がすっと入ってきた。

2 誰でもできる仕事はやりたくない。

これは仕事の価値の話ではありません。

ただ私は、

自分の能力を最大限使える仕事をしたい

そう思っていました。

労働市場はシンプルです。

誰でもできる仕事

供給が多い

報酬が低い

難しい仕事

供給が少ない

報酬が高い

これは感情ではなく労働市場の構造です。

高い能力の求められる難しい仕事だからこそ報酬も比例していくのだと思います。

エアラインに入ったとき、

正直「大学を出てまでやる仕事だったのかな」と思ってしまったことがありました。

子どもの頃から、大人たちはよく
「医者や弁護士を目指したらどうか」
「有名な大学を目指したらどうか」
と言っていました。

当時はその意味が理解できず、

でも社会に出て、自分で仕事を選び、働いてみて初めて、あの言葉の意味が少しだけ見えた気がしました。

もちろん、私はその価値観と同じものを持つようになったわけではない。

ただ、未成年の頃にはわからなかった世界や考え方を、社会に出て初めて痛感することは、確かにあるのだと思います。

3 脇役は御免

私は

誰かのアシスタントではなく自分の能力で価値を出す仕事がしたい

と思っていました。

カナダに来る前、少しの間でしたが弁護士秘書をしていた時期があります。

そのとき感じたのは

「ここでは自分の能力発揮の限界がある」という感覚でした。

私が意思決定し、判断していきたい。

現在の仕事では、

BC州の公的機関のIT部署で様々なシステムを担当しています。

相手は組織の中でも責任ある立場の人たちです。

しかし

ITという専門分野で関わるため、立場はとても対等です。

むしろ

専門職としてリスペクトを感じることが多い。

今までの仕事では自分がお礼を言う事が多かったけど.

“Thank you very much. Appreciate your work.”

と言われる側になり、

“You’re welcome.”

と返す。

それが最初はとても新鮮でした。

これらの理由から、私はコンピューターサイエンスに進むことを決めた。

仕事とは ー 自分という価値の投影

しかし、それを叶えるために向き合い始めてから本当の葛藤は始まる。

海外でのキャリアチェンジ

想像以上に高い壁でした。

次回。

Amy

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